!!!HSRP の機能 [Ciscoサイト|http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/tac/619/hsrpguidetoc-j.html#background]から下記の内容については、まとめて転載しています。 !!Preemption ルータが即座にアクティブ ルータになるための最高の優先順位をつけることができます。この機能によって、マスターのルータが復旧した場合にマスターのルータを元のルータに戻す事ができます。 優先順位は、設定した優先順位の値で最初に決定され、次に IP アドレスによって決定されます。いずれの場合も、値が高いほど優先順位が高くなります。 ルータはダウンする際、引き継ぐ際にメッセージを残します ⇒下の高、低は優先順位をあらわしています。 高⇒低:coup メッセージを送信 低⇒高:coup メッセージまたは hello メッセージを受け取ると、speak 状態に移行して resign メッセージを送信 !!優先使用遅延機能 設定可能な一定の期間、優先使用を遅延させる事が可能です。ルータはアクティブ ルータになる前にルーティング テーブルを実装できます。 !HSRP の優先順位および優先使用を設定コマンド standby [group] [priority number] [preempt [delay [minimum] seconds] [sync seconds]] コマンド !!Interface Tracking 所定のグループの HSRP 優先順位を変更するために、HSRP プロセスでモニタ可能な、ルータ上の別のインターフェイスを指定できます。 指定したインターフェイスの回線プロトコルがダウンした場合は、このルータの HSRP 優先順位が下がり、優先順位が高い別の HSRP ルータがアクティブになります(優先使用がイネーブルになっている場合)。 !HSRP インターフェイス トラッキングを設定コマンド standby [group] track interface [priority] コマンドを使用します。 トラッキングしたインターフェイスが複数ダウンした場合は、優先順位は累積分下がります。優先順位の減少値を明示的に設定した場合、インターフェイスがダウンするとその値分の優先順位が下がり、この減少値は累積されます。優先順位の減少値を明示的に設定しない場合、インターフェイスがダウンすると 10 ずつ優先順位が下がり、この減少値は累積されます。 注:HSRP グループ番号を指定しない場合、デフォルトのグループ番号は 0 になります。