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Windows Server 2003 R2 のコンポーネント

Windows Server 2003 R2 には、今までと比べ相当量のコンポーネントが追加されました。
ここでは Windows Server 2003 R2 コンポーネントを、その差分と照らし合わせながら紹介します。

全体

まず、R2 のコンポーネントの全容です。

ご覧のとおり、約 1.5 倍程度のコンポーネント増加が伺えます。
その例として、Active Directory サービス、Windows SharePoint Services などがあげられるでしょう。
以下、一覧上部に表示されているコンポーネントを順に説明していきます。

Active Directory サービス

新規に追加されたポイントです。
こちらは、Active Directory コンポーネントのサービス化を狙ったメニューです。主に ADFS や ADAM に関するコンポーネントを提供しています。

詳細: Active Directory フェデレーション サービス (ADFS)

さらに詳細: ADFS Web エージェント

詳細: フェデレーション サービス プロキシ

FAX サービス

追加コンポーネントはありません。
実は筆者はこの機能を使用したことがありません。

Internet Explorer セキュリティ強化の構成

こちらは Windows Server 2003 Service Pack 1 から実装された機能です。
Internet Explorer の機能を制限するためのオプションです。
実際は設定変更されるだけで、コンポーネントのインストールなどはありません。

Microsoft .NET Framework 2.0

これまでは Feature Pack として扱われていた .NET Framework 1.1 の最新版です。
SQL Server 2005 や Windows SharePoint Services、Windows Server Update Services などが使用します。

UDDI サービス

UNIX ベース アプリケーション用サブシステム

追加コンポーネントはありません。
新規に追加された機能だったと記憶しています。
実は筆者はこの機能も使用したことがありません。

Windows Media サービス

従来どおりです。
ストリーミング サーバーを構築する場合にこの機能を使用します。

Windows SharePoint Services

こちらも Feature Pack からの移行組です。
SharePoint Team Services の新版で、チーム サイトの構築に役立ちます。
Windows SharePoint Services についてはこちらをどうぞ。

アクセサリとユーティリティ

追加はありません。
画像だけ張ります。

詳細: アクセサリ

詳細: 通信

アプリケーション サーバー

主に IIS の機能が提供されます。
追加項目は ASP.NET です。これまでは .NET Framework に同梱されていました。そのせいで、.NET Framework インストール後の IIS 追加で問題が発生することもありました。この機能は .NET Web アプリケーション (Communication Server や SharePoint など) に必須となります。
アプリケーション サーバー コンソールはすべてのコンポーネントに対して必須項目として紐付けられています。

詳細: インターネット インフォメーション サービス (IIS)

さらに詳細: NNTP Service

さらに詳細: SMTP Service

さらに詳細: WWW (World Wide Web) サービス

さらに詳細: バックグラウンド インテリジェント転送サービス (BITS) サーバー拡張

詳細: メッセージ キュー

さらに詳細: 共通

インデックス サービス

セキュリティの構成ウィザード

そのほかのネットワーク ファイルと印刷サービス

ターミナル サーバー

ターミナル サーバー ライセンス

ネットワーク サービス

リモート インストール サービス

リモート記憶域

ルート証明書の更新

管理とモニタ ツール

R2 の目玉と言っても過言でない、管理とモニタ ツールです。

証明書サービス

電子メール サービス

分散ファイル システム

書いた人

2006/04/26 やまにょん (とりあえず画像添付)


最終更新時間:2006年04月26日 15時19分21秒